“子どもの夢や目標への挑戦を全力で応援したい。
失敗を恐れず、何度でも挑戦できる社会を実現し経済的な理由から夢を諦めることのない世の中になってほしい。
ひたちなか市の未来を創るのはみんなだから。
KAWASAKI KIDS基金は、子どもたちが一歩を踏み出し、チャレンジを続けるための一助として活動資金の援助とチャレンジマインドの表彰を行います。”
上記のような想いで今年も始まった「第2回ひたちなかチャレンジKIDSコンテスト」
応募開始から、約80名の子どもたちの夢が集まりました。
その中から一・二次審査として書類選考や、活動の内容をまとめた動画を公開しその再生回数やいいね数などで選考するオンライン審査を経て、16組がファイナリストとして選ばれました。
いよいよ迎えた最終審査会
穏やかな秋晴れに包まれた午後、会場にはぞくぞくとファイナリストの子どもたちや応援する親御さんたちなどが集まってきました。
司会のお二人
今回の司会は、子育て支援センターたまり場ぽぽさんで広報を担当し現役ママでもある
川畑 まな美さん、加藤 未有紀さんです。
普段から子どもたちと接しているお二人ならではの進行で温かい雰囲気の中、開場までの時間が刻々と迫っていきます。
開場 市長・教育長挨拶
開場に先立ち、大谷市長と野沢教育長が応援にかけつけてくださいました。
実はKIDS基金代表の川崎が子どもたちを応援する財団法人を作って行政が出来ないことをやっていきたい!とお二人に相談したところ今日の「ひたちなかチャレンジKIDSコンテスト」のアイディアを下さったそうです。
審査委員の紹介
本コンテストの審査委員は以下の皆さまです。(13名)
◎東石川小学校長 兼 ・校長役員会会長 寺田明彦先生(審査員長)
◎美乃浜学園校長 朝比奈 康浩 先生
◎田彦小学校長 大芝由美子先生
◎三反田小学校長 片岡幸恵先生
◎中根小学校長 皆川修 先生
◎勝田第一中学校長 二川忠典先生
◎ひたちなか市自治会連合会 坂井久彦会長
◎NPO法人ただいま 増田真紀子代表理事
◎社会福祉法人 清心福祉会 清水 利春 理事長
◎司法書士茨城さくら事務所 中里隆幸代表(KIDS基金評議員)
◎元茨城県警察学校長 瀬谷 浩氏(KIDS基金評議員)
☆子ども審査員(前年度 ベストチャレンジKIDS賞 中村まりんさん)
☆子ども審査員(前年度 ゴールデンチャレンジKIDS賞 中島隼利さん)
(最終審査会当日、一般社団法人ひたちなか青年会議所 藤田康広理事長と株式会社 保育サポートメイツ・いばらき 安のりこ代表は欠席のため、最終審査は13名の審査委員で行われました)
今回は子ども審査員として前年度受賞者、中村まりんさん、中島隼利さんにもご協力いただきました。
ファイナリスト8組の発表
いよいよ、ファイナリスト8組による発表です!
1組目:チーム名「りゅう&りほ」
菊地 琉聖さん(田彦小学校2年生)、菊地 莉鳳さん
チャレンジタイトル:ピアノと歌に挑戦!
チャレンジに向けて一言:兄りゅうは、ピアノが上手な野球選手になるべく、日々野球とピアノの練習をしています。これから作詞作曲にも挑戦していく予定です! 妹りほは、歌と踊りが好きで、自分のデザインした洋服で、アイドルとして活躍したいという夢を持ちます。とにかく可愛いものが大好きな4歳です。 2人の夢が重なり合った今回のユニット結成では、難しい楽曲なので、たまにケンカをしながらも頑張ってチャレンジしました。 最終審査会では、「可愛くてごめん」と「アイドル」をメドレーで出来たらと思います。どうぞよろしくお願い致します。
舞台袖でも妹を気遣い頼もしい琉聖さん。
妹の莉鳳さんはアイドルの様に可愛らしくお兄さんと息もピッタリ!
2組目:榊原 光翔(さかきばら ひろと)さん(佐野小学校6年生)
チャレンジタイトル:珠算暗算10段!そして日本一へ!
チャレンジに向けて一言:普段の練習の一部をご紹介します。いろいろな練習を積み重ね、珠算暗算ともに最高段位の10段を目指しています。7月に神戸で開催されたグランプリジャパンに茨城県推薦選手として参加してきました。決勝戦に進むための決勝には進むことが出来ましたが、決勝戦には進むことが出来ず、悔しい思いをしました。来年こそは決勝戦に進み、優勝を目指して頑張りたいと思っています。このチャレンジがきっかけとなり、珠算暗算に興味を持ってもらえたら、嬉しいです。
週6日、日々練習に励んでいる林さん。
本番ではお父様とお二人で普段行っている暗算を実演してくださいました。
3組目:笹田 理帆(ささだ まほ)さん(東石川小学校4年生)
チャレンジタイトル:いろいろな人に夢ある学童の活動を知ってもらう
チャレンジに向けて一言:【いろいろな人に夢ある学童の活動を知ってもらう】
今回チャレンジするメンバーのおばあちゃんが夢学のホームページを見て「夢学ってこんなところなんだね」と感心していました。「こんなにいろいろなことをやっているのだから、もっといろんな人に見てもらえたらいいのに!」という言葉を聞いて「どうしたらもっとたくさんの人にしってもらえるんだろう?」と考えていたところでした。このコンテストで優勝して、夢学の活動をみんなに知ってもらうためのお金に使います。
皆さんが一つ一つ工夫して取り組んでいる姿が伝わる素敵な発表でした。
4組目:林 澄真(はやし とうま)さん(高野小学校6年生)
チャレンジタイトル:サッカーのリフティング連続100回&足技
チャレンジに向けて一言:リフティングを沢山やる中で、最近フリースタイルサッカーというジャンルがあることを知りました。ホームページをみると、検定試験があったり、大会があることが分かり、それに挑戦してみたいと思うようになりました。沢山技を覚えて、いつか大会で優勝したいです!!
最後にサッカーボールより小さなテニスボールでリフティングを披露してくださいました!
5組目:掛巣 汐里(かけす しおり)さん(長堀小学校4年生)
チャレンジタイトル:女子ソフトボール少年団を知ってもらいたい
チャレンジに向けて一言:今、ソフトボールをする小学生が少なくなっていて、チームで活動出来なかったり、他のチームと合併して活動しているところがあります。 このコンテストで、少しでも多くの人達に、ソフトボールに興味を持ってもらえたら、うれしいです。
普段行っているキャッチボールを披露。会場からは大きな拍手がおくられました!
6組目:鬼丸 陽人(おにまる はると)さん(中根小学校4年生)
チャレンジタイトル:陸上競技とサッカーの両立
チャレンジに向けて一言:ぼくは、走ることが好き。 とくに鬼ごっこ。だれにもつかまらずに、校庭を走り抜けることが楽しい。 そして、土日のサッカー。同じ目標に向かって、少年団の仲間と練習している。 “二刀流は、自分流。好きなことを全力でやるだけ” 来年、「県1位になって、陸上の全国大会に出場する!」という目標と自分の夢を実現するために、ぼくは、今日も走り続ける。
六ツ野サッカー少年団に所属し全国大会を目標に仲間達と日々練習に励んでいる鬼丸さん。陸上のスタートやサッカーのドリブルなどスピード・迫力ある実演を見せてくれました。
7組目:林 波琉真(はやし はるま)さん(高野小学校1年生)
チャレンジタイトル:そろばんの大会でトロフィーを獲りたい!
チャレンジに向けて一言:そろばんは、たくさん練習すると、その分どんどん出来るようになるのが、とても嬉しいです。同じ教室でも、ライバルや尊敬する上級者と一緒に練習しています。大会で優勝して、大きなトロフィーをもらえるよう、毎日練習がんばります!!
お母様と壇上に上がり読み上げ暗算を披露してくれた波琉真さん。会場客席も巻き込んだ問題形式でみんなで盛り上がりました!
8組目:今野 郁翔(こんの いくと)さん(佐野小学校4年生)
チャレンジタイトル:空手全少への道!
チャレンジに向けて一言:僕は2年生の夏から空手を始めました。 3年生から色々な大会に出ましたが、最初は負けてばかりでくやしかったです。 夏休みに合宿があって、強い道場の人たちと練習試合をして負けてくやしかったりもしたけど、勝ったりもしました。 僕でもがんばれば勝てるんだと思って、練習をもっとがんばろうと思いました。 秋の県大会では入賞することが出来て、とてもうれしかったです。 今年の6月のひたちなか市の大会では組手が優勝、形は準優勝でした。 そして動画では、4年生になってからの大会で入賞した写真や、試合の動画などをまとめました。 これから秋にも大会があるので、入賞目指してがんばります!
数々のタイトルを制し二年前から始めたとは思えないくらいの腕前を緊張することなく披露してくださいました!毎日忙しいことが楽しいと語る今野さん。これからも沢山の大会に出て高い目標を掲げ自信につなげてください。
審査員・会場投票
審査員の方々は別室にて審査にあたっています。
会場投票は会場内に用意したQRコードより投票していただきます。
審査委員による投票及び集計を待つ間、昨年度受賞した美乃浜学園の皆さんに特別に発表をしていただきます。
特別発表「美乃浜学園の発表」
根本秀虎さん、小澤由奈さん、内山悠衣斗さん、青戸李心さん、松井瑛汰さん、木村志華さん(6名)
美乃浜学園では総合的な学習の時間に、美乃浜学区の地域をより良く、活性化するために自分たちにできることは何かを考え、計画を立てて生徒と先生が一丸となって日々活動に取り組んでいます。
今回のチャレンジ内容もその活動に繋がっています。
そして今日の発表の為に沢山練習をしてきてくれたそうです。
《美乃浜学園HPより》
去年の受賞内容「Candle Night For the future」に引き続き素敵な発表をありがとうございました。
子どもたちの壮大な計画のもと地域の皆さんで取り組んでいる姿勢に審査員の方々も感動されていました。
表彰式
いよいよ結果発表です!
当日発表の8組の表彰の前に、ファイナリスト16組中8組の皆さまと子どもたちの夢をサポートしてくださった先生方への特別表彰が行われました。
ここからは代表理事の川﨑も司会に加わります。
特別表彰
佐藤先生:辛く大変だと思う時もありましたが子どもたちの笑顔の為に頑張ってこれました。
臼田さん:すでに実現できていることが素晴らしいです。本当におめでとうございます。
ひたちなか教育長賞
チーム名「スカシユリ2班」美乃浜学園6年生
川崎 楓香さん、薄井 美結さん、根本 果凛さん、小笠原 芽彩さん(4名)
チャレンジタイトル:スカシユリをみんなに知ってもらう
ひたちなか市長賞
チーム名「チームSDGs」美乃浜学園5年生
薄井 璃里華さん、鈴木 舞さん(2名)
チャレンジタイトル:お月見どろぼう&海をきれいに
ニュージェネレーション賞
チーム名「みらくる ドライフルーツ」美乃浜学園5年生
川﨑 一龍さん、鯉渕 彩衣さん、根本 羽澄さん、大内 理愛空さん、所 龍之介さん、小高 悠輔さん、菊池 美友さん、RECHELLE SUMENDAPさん、鴨志田 柚菜さん、笹山 剛生さん(10名)
チャレンジタイトル:あま~いドライフルーツ大作戦
ひたちなか市民賞
チーム名「東日本大震災と 缶バッチ」美乃浜学園5年生
川口 璃穏さん、大内 陽菜さん、梅原 佑真さん、軍司 希緒さん、黒澤 莉々果さん、遠峰 空雅さん、磯﨑 莉歩さん、川崎 悠斗さん、石﨑 蓮さん(9名)
チャレンジタイトル:東日本大震災について考えよう
審査員特別賞
チーム名「sea side flower」美乃浜学園6年生
黒澤 姫菜さん、岡部 苺緒さん、葛城 桜彩さん、黒澤 遥人さん、白土 琉愛さん(5名)
チャレンジタイトル:スカシユリのサクサククッキー 〜ランダムトレカ付き〜
シルバーチャレンジKIDS賞(5組)
1組目:前嶋 心結さん(三反田小学校2年生)
チャレンジタイトル:太鼓のよさを知ってほしい
2組目:チーム名「パン食べ隊」
久保田 煌大さん(リリーベール5年生)、久保田 羽音さん
チャレンジタイトル:ひたちなか市のパン屋さんを紹介
3組目:チーム名「ひたちなカードゲームチーム」美乃浜学園5年生
薄井 葵さん、石川 沙羅さん、崎山 仁彩奈さん、佐藤 愛花さん、石川 日彩さん、藤田 葵さん、市毛 大雅さん(7名)
チャレンジの説明:ヒタチナカに関するカードゲームを作ってみんなにひたちなか市の魅力を知ってもらう
ここからは上位8組の発表です!
シルバーチャレンジKIDS賞
4組目:掛巣 汐里さん(長堀小学校4年生)
チャレンジタイトル:女子ソフトボール少年団を知ってもらいたい
5組目:チーム名「りゅう&りほ」
菊地 琉聖さん(田彦小学校2年生)、菊地 莉鳳さん
チャレンジタイトル:ピアノと歌に挑戦!
次はゴールデンチャレンジKIDS賞の発表です!
当日発表の5組の皆さまに贈られます。
ゴールデンチャレンジKIDS賞(5組)
1組目:チーム名「夢ある学童プロジェクトチーム」11名
笹田 理帆さん、鎌田 楓子さん、徳光 澪央子さん、千葉 翔太さん、勝山 遥仁さん、清水 陽仁さん、桑原 明希さん、渡邊 夏帆さん、瀬戸 理央奈さん、岡野 未和さん、笹田 凌玖さん
チャレンジタイトル:いろいろな人に夢ある学童の活動を知ってもらう
2組目:今野 郁翔さん(佐野小学校4年生)
チャレンジタイトル:空手全少への道!
3組目:林 波琉真さん(高野小学校1年生)
チャレンジタイトル:そろばんの大会でトロフィーを獲りたい!
4組目:林 澄真さん(高野小学校6年生)
チャレンジタイトル:サッカーのリフティング連続100回&足技
5組目:榊原 光翔さん(佐野小学校6年生)
チャレンジタイトル:珠算暗算10段!そして日本一へ!
\\いよいよベストチャレンジKIDS賞の発表です!//
見事ベストチャレンジKIDS賞に選ばれたのは…
鬼丸 陽人(おにまる はると)さん(中根小学校4年生)
チャレンジタイトル:陸上競技とサッカーの両立
でした!おめでとうございます!
鬼丸 陽人さんには「ベストチャレンジKIDS賞」が贈られました。
◇最後に当財団代表理事よりご挨拶◇
今年もみんなの沢山の夢、届けてくれてありがとうございました。
今朝、大谷市長より印象に残るお言葉を頂きました。
『チャレンジを続けなさい』
どんな時代にもチャレンジを続ければ自分で選んだ楽しい人生が送れます。
この言葉を胸にこれからも目標や夢に向かって頑張ってください!
今日に至るまでご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
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KAWASAKI KIDS基金では、子どもたちの夢を先生、地域の人たちが本気で応援して現実までのお手伝いをしました。
子どもたちにとって「チャレンジでき実現できたという肯定感が育った」これからの長い人生に大きなプラスとなったことでしょう。
これからの未来を担っていくひたちなか市の子どもたちの「夢」や「目標」への挑戦に対して失敗を恐れず、何度でも挑戦出来る社会を作っていきたい。
これからも当財団では子どもたちが一歩を踏み出し、チャレンジを続けるための一助として背中を押していきたいと願っております。
本コンテスト実行のためご協力いただいた皆さまにはこの場を借りて御礼申し上げます。
ひたちなか市の子どもたちがワクワクするような輝ける場をたくさん増やしていける様
今後とも、お力添えのほどよろしくお願いいたします。
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