技術革新、グローバル化の進展、新型コロナウィルスパンデミック、世界政治のゼログラビティ化等、VUCAの時代を生き残るリーダー育成が今社会に必要とされています。
アンドリュー・スコットの著書『LIFE SHIFT2』にあるように100年時代を迎えた今、ワクワク楽しく自分らしく生きるための学び方の変化に私たちは気づかなければいけません。世界の激しい変化に翻弄されるのではなく、自らが積極的な学び直しを何度も行うことで100年続くマルチステージをポジティブに生きられるとあります。
現在80億人の人種も宗教も価値観も異なる地球上の人々が瞬時にインターネットでつながる時代です。今までのように知識が不足している時代ではなく、知識が豊富にある時代です。これからの教育に求められるのは子どものうちから必要な情報を見つけ、曖昧で不確実な状況の中から課題を発見し、それを解決する力を育むことです。
これからのVUCAの時代を、ひたちなかのKIDSたちがわくわくと楽しく生き抜いて欲しいと感じます。公益財団法人KAWASAKI KIDS基金はKIDSたちの様々なチャレンジを支援して行きます。そして基金の趣意書にあるように「夢・感動・笑顔がひろがる教育のまち ひたちなか」の未来の一助になれれば幸いです。生まれたばかりの基金ですが、学校、保護者、地域の皆さん、行政の参加を頂きながら30年続く活動にしていきたいと考えております。
最後に中島みゆきの『ファイト!』の一節で締めくくります。
「ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう ファイト! 冷たい水の中を 震えながらのぼっていけ ファイト!」
KIDS基金はそんな闘うKIDSを全力で支えます! 負けるな! きっと君自身で望んだ未来が開ける!